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普段、インターネットに触れることなくテレビや新聞といった媒体でしか情報に接することの無い人たちには、(家出少女というキーワードはともかくとして)こうした「神待ち掲示板」などというシステムに関する知識は、恐らくまったくと断言してしまってもいいほど無いのではないでしょうか。

ゆえに改めて説明しますが、神待ち掲示板とは家出少女たちがそれぞれの情報を交換するために機能するインターネット上の掲示板のことを指します。「神」とは彼女たち家出少女を迎え入れてくれる対象者を表すスラングのようなもので、家出少女たちはひたすら神を待って掲示板にて自らの存在をアピールするのです。

 

そもそも彼女たち家出少女の大半は中高生といった若年層に集中していますから、家出をしたとしても、金銭的な面や身分証明的な面から、なかなか宿泊先等が見つからないわけです。そこで神と呼ばれる主に成人男性たちが、その庇護を申し出て、家出少女たちを率先して匿うのです。

と、こうして書くと、まるで善意の第三者としての一面ばかりが強調されますが、当然、神たちの方にも思惑があります。宿泊先(つまり自分の家やホテル)あるいは食事等を提供するかわりに、少女たちとの肉体関係を代償として求めるのです。

もちろん中には本当に善意から家出少女たちを助けようと、あえてそういった掲示板を利用する大人もいるのでしょうが、実際にはそういった「取り引き」が前提として、家出少女たちと神たちとは掲示板を通じて結ばれます。

 

家出少女の側も、自分の身体で見返りを支払うといったことを重々理解し、承知した上で神待ち掲示板を活用しています。しばらく以前に援助交際というシステムが隆盛を極めましたが、神待ち掲示板は家出少女たちにとってはそれがある意味進化(深化)した、新しい文化として機能しているのでしょう。

言うまでもなく、ここには多くの問題が介在・存在していますが、何よりそういった我が身を投げ売りするような安易な行動を、家出少女たちに選択させてしま

参照画像:「徹底ルポ!宿代の代わりに身体で奉仕 "神待ち少女"は実在したッ!?」
うまでに至らせた、現代社会におけるその周囲(家族・友人・学校等)の環境こそを最も問題視しなければなりません。

親御さんたちからしてみれば、理解不能かつ軽率な行動としか認識できなかったとしても、彼女たち家出少女は真剣に思い悩んだ末、「それでもこちらの方がまだ良い」という決意のもと、神待ち掲示板で神をつのるのです。

 

地上波テレビのワイドショーあたりが興味本位でこうした神待ちプチ家出sosサイトがちょくちょく取り上げる日もあります。

訳知り顔のコメンテーターたちは眉をひそめ、それを観た大人たちも少女の心理に対して疑問ばかりが生じるはずです。恐らく共感するそぶりすら禁忌のように扱い、「臭いものには蓋」の論理で話題としては消費されてゆくだけなのでしょうが、今を生きる繊細な心を持つ少女たちにとっては、間違いなくこれが現代の現実(リアル)なのです。だからこそ、さまざまな意味を込めて真摯に向き合うことが大切なのではないでしょうか。